LH比(動脈硬化指数:AI)

11月 1st, 2014

LH比とは

[健康診断での脂質異常についての検査結果の見方について]
LDL(悪玉コレステロール)が正常値の140以下で、HDL(善玉コレステロール)が正常値の40以上でも動脈硬化傾向にある場合もあります。LDLをHDLで割った値(LH比)が2以上で動脈硬化になりやすいと言われています。例えばLDL135/HDL55=2.45>2.0となり油断できません。健康診断結果でそこまで説明をしてくれる先生は少ないです。検査結果を見て自分で計算するかAI指数が出ていればそれが2以下なら正常です。ただし、糖尿病や高血圧、心筋梗塞の既往がある方は1.5以下と厳しくなります。

健康診断で脂質異常と言われたら

10月 30th, 2014

脂質異常

健康診断の結果で「脂質異常」が一番多いのではないかと思われます。産業医をやっていて、この脂質異常と言われた方の説明をする機会が多いので脂質異常についてまとめてみました。

 

高齢者の脱水

10月 29th, 2014

老人ホームで今年の7月に高齢者の脱水の話をした。経口補水液(OS-1)の有用性をわかりやすく説明した。

高齢者の脱水について2014.7

106 歳とお誕生日を祝う

12月 4th, 2013

12.3のmy birthdayに、私の患者さんの最高齢106歳の方の訪問診療にうかがい、お互いのお誕生日を祝いました。私の長生きの大先生です。

2013.12.3 106歳とmy birthday

クリスマスイルミネーション点灯!

12月 4th, 2013

クリニック移転後の初クリスマス!恥ずかしながらイルミネーションをしました。

らせん階段ツリー

人生の最期

5月 22nd, 2013

緩和ケアの勉強会に行ってきた。人生の最期をどうお看取りするか。末期や老衰ではEmergecyはなく、手を握ってゆっくりお別れすることを教育するという死生観をもって望まなければならないと言う先生に対し、人間の尊厳、生きる権利は尊重しなければならないと言う意見がぶつかった。どちらも間違ってないが、自分の死生観を押し付けず、今まで生きてきた人生観がその人の死生観につながるのだろうから、全人的に判断して望まなければならないかと思う。ありがとうと言って最期を迎えられたら、医者冥利に尽きる。

薔薇の館・永福

 

 

105歳

5月 21st, 2013

最高齢の患者さんのIさんの訪問診療に行ってきた。100歳以上は数名いるが105歳は珍しい。しかも自分で歩け、天気が良いと庭いじりもすることがあるという。アンチエイジング専門医の私も、長生きの秘訣を会うたびに人生の大先輩から学ばせていただいている。88歳まで毎日ウォーキングをされていたというのもすごいが、ウォーキング中に車にはねられ救命センターで瀕死の重傷を乗り越えられている。去年は圧迫骨折でもう歩けないかと思っていたが、今はケロッとして歩かれている。今日は、先日膝を捻じったと歩きにくそうであったが、この方ならそのうちすぐに治ってしまいそう。

2013.5最高齢105歳石川セツさん

(写真掲載は承諾済み)

 

外国人患者の診察

5月 20th, 2013

2013.5.17 薔薇の館(永福町)

「一般開業医が知っておくべきが外国人患者の診療のポイントと注意点」とのタイトルの講習会へ行ってきた。在住外国人は207万8480人で日本の総人口の1.63%に該当する。100人診察すると一人か二人は外国人にあたる。外国人患者の診療も拒否できない以上ゆゆしき問題だ。おくせず、まずこんにちわという。日本語ができる人が結構多く、やさしい言葉を短いセンテンスで伝えること。対応できなければ、外国人を受け入れ可能の医療機関へ紹介してあげる。また、INTERGLOBAL LTDというカードを提示されたらこれは患者さんが窓口で全額支払った後、自費負担したという証明をしてあげ、自国で払い戻しをうけるカードなので、使えないと言ってはだめらしい。知らないことがいっぱいあってとても勉強になった。

 

エジプト

5月 18th, 2013

カイロ1

カイロ2

カイロ3

外務医官のK君が一時帰国していて訪ねてきた。
ガーナからエジプト勤務になったという。
親日国で治安もそれほど悪くはないらしい。
安全なところを案内するから是非来てと。
弾丸ツアーで3~4日でもと。
行けるかな?

写真は彼が送ってくれたカイロ市内の様子。                                                                                       川のはるか向こうにピラミッドが数個見える。

 

産業医のお仕事

5月 17th, 2013

今日は、産業医をしている外国法事務弁護士事務所へ行ってきた。新丸の内ビルの29階で皇居を見下ろせる絶好のロケーション。2年前の3.11もここで揺れを体感した。ここに来るたびに防災について考える。先月、社内のAED、非常時の水などの備蓄のチェックを行い防災意識を高めていただいたら、なんとAEDが各階に設置され1つから3つに増えた。さすがモリソン・フォスター!次回は、デモを行うこととした。宝の持ち腐れにならないように。

Morrison Foerster

2013.5東京駅新駅舎

 

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    集クリニック院長、中村集のブログです。日々の診療のこと、趣味のマラソンや少林寺拳法のことなど気が向くままに綴っています。

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